SDVoE仕様
SDVoEテクノロジーは次のとおりです。
- 業界で最も広く採用されているネットワークAV規格で、HDMI over Ethernetを遅延ゼロで提供できます。
- AV機器製造元が利用できる、遅延ゼロのAV over IPを実現する唯一のキーソリューションです。
- 物理的なインフラストラクチャーからAPI (Application Programming Interface)に至るまで、OSIネットワークモデルに置けるすべてのレイヤーへのアプローチを明確に指定するフルスタックソリューションです。
- ビデオルーティング、スケーリング、アスペクト比の管理、ビデオウォール処理、イメージ合成、オーディオダウンミックスなどの複雑なタスクを制御するために、シンプルなインターフェイスを提供する包括的なAPIです。
パフォーマンス仕様
- エンドtoエンドまでの転送遅延が、100マイクロ秒未満(ビデオフレームの150分の1以下)
- すべてのHD / 4K30信号に対して完全非圧縮伝送
- ビジュアリーロスレス圧縮により。元のソースと区別できない4K60(4:4:4)伝送
基本機能のサポート
- HDMIビデオ伝送(最大4K60)
- マルチチャネルオーディオ伝送と独立したオーディオルーティング
- RS-232および赤外線制御
- 1Gbps組み込みイーサネット(圧縮ビデオなどのデータ用)
オプション機能(製品仕様)
- アスペクト比管理および、フレームレート変換によるブロードキャスト品質のアップスケーリング/ダウンスケーリング
- ベゼル補正とマイクロ秒同期によるディスプレイ壁の処理
- マルチイメージの合成とディスプレイ
- マルチチャネルオーディオをステレオにダウンミックス
相互運用性
すべてのSDVoE製品の基盤となるテクノロジーは、SDVoE API、SDVoE時刻同期、およびSDVoEセッション管理と同様です。これにより異なる製造元のデバイスが相互運用可能になります。 AVトラフィックと制御はシームレスにやり取りされ、統合APIによってSDVoEプラットフォーム上に構築されたソフトウェアがSDVoEコアハードウェアのすべての機能を制御できます。
他アプリケーションプラットフォームと同様に、一部のアプリケーション開発者は特殊な機能を持つ特定のハードウェアを対象とし、アプリケーションをSDVoEデバイスの特定のサブセットに「ロック」することを選択できます。 これらのプラクティスはアライアンスによって支持も阻止もされておりません。
話題
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