AV over IPのフルスタックソリューション
SDVoEは、「フルスタックソリューション」を提供する唯一のテクノロジーです。 ソリューションの一部しか提供されない他のテクノロジーとは一線を画します。- ビットをワイヤ上に移動する方法や、ネットワーク上のタイミングエラーに対処する方法など、 これらの要素は非常に重要ですが、SDVoEがなければ、メーカーとユーザー共に様々な要素からソリューションを一つにまとめなければなりません。 SDVoEは、OSI参照モデルの7つのレイヤー全てに対応しおり、全てのレイヤーからソリューションを提供することが可能です。 IT業界が提供するものを最大限に活用し、さまざまな場所にビットを移動させます。‐ TIA-568、イーサネット、TCP/IPおよびIGMPにSDVoEを更に追加する形となります。
- SDVoE Session Managementは、SDVoEコントローラーが、どのデバイスに、どのマルチキャストアドレスに対してブロードキャストするのか。様々な映像/音声フィードの中に、誰が加入しており、IRやCOM制御信号をどこにルーティングするか等の管理を可能にします。
- SDVoE Adaptive Clock Resynchronizationは、SDVoEデバイスがHDMIオーディオやビデオ信号をエンコード/デコードする方法になります。 これらの信号を下位レイヤーのネットワークストリームに変換したり、ネットワークストリームから戻したりします。
- SDVoE APIは技術的にはレイヤー7に該当しますが、実際にはアプリケーション層とそれ以下の全てのインターフェイスとして機能します。 SDVoE APIを使用すると、メーカーや開発者・システムインテグレータ等、それまでSDVoEプラットフォーム無しでは思いつかなかった、AVユーズケースを創り出すことができます。
SDVoEテクノロジーは、柔軟なハードウェア/ソフトウェアプラットフォームを構築し、マトリックススイッチ、KVMスイッチ、ビデオウォール·コントローラー、マルチビュー、イメージ·プロセッサー等多くのアプリケーションに対応することが出来ます。 ソースやディスプレイの統合管理もでき、全てのネットワーク接続が可能にします。SDVoEテクノロジーによって、全く新しいクラスのアプリケーションを作成することもできるのです。
AV業界のAV-over-IPソリューションへの移行は、必然的と言えます。シンプルなAVスイッチングと信号分配は、究極のビット移動テクノロジーであるイーサネットによってすでに標準化されています。 では、AVメーカーは一体どこで付加価値を得るのでしょうか。 強力なエンドポイントデバイスと、ソフトウェアアプリケーションを作成することが重要になります。 AV信号(HDMI)とイーサネットとの間で変換されるエンドポイントには、オーディオ及びビデオ信号(ディスプレイへのスケーリング、ビデオウォール、オーディオのダウンミックスなど)のフォーマットを再構築・再構成する処理エンジンが搭載されている場合があります。 これらのエンドポイントを管理することで、ユーザエクスペリエンスを作り、イノベーションの為の新領域を開拓します。
SDVoEテクノロジーは、エンドポイントとソフトウェア間で「標準化されたインターフェイス」です。 これらにより、新しいクラスのアプリケーションを作成する勢いが生まれます。 開発コストが必要以上に掛かる既存のマトリックススイッチをなくすことで、市場参入に対する障壁を劇的に下げることができ、 新しいユーザーは広範囲、またはハードウェアベースのソリューションでは対応不可だった特殊なアプリケーションを用いて参入することを実現します。
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